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アウトドアのみならず、通勤や通学などの様々なシーンで使われるリュック。
現代の私たちの生活には欠かすことのできないアイテムですが、そこにはいくつか呼び名の違いが存在します。
リュック、バックパック、デイパック・・・。
これらの違い、あなたはご存じですか?
今回は、意外と知らないまま使っているこれらのワードの違いと、なぜそのように呼ぶようになったかという経緯や由来について、ご説明していきます。
この記事を読めば、それぞれの違いを踏まえた上での呼び分けができるようになりますよ。
最後までお付き合い頂けましたら幸いです。 

リュックとは?

バックパック、デイパックと比べて、背中に背負うタイプのカバンを指す言葉として、広く一般的な印象のある「リュック」。
その名前の由来は、ある意外な国の言葉にありました。

リュックはドイツ語由来の言葉

リュックとはリュックサックの略称で、アルファベット表記すると”rucksack”
これ、実はもともとドイツ語の単語なんです。
前半部分の”ruck”は「背中、背負う」、後半の”sack”は「袋」という意味で、合わせて”rucksack”「背負い袋」となります。
かつて日本軍で使われていた、荷物を入れて背中に背負う袋のことを「背嚢(はいのう)」と呼んでいましたが、こちらもドイツ語”rucksack”の直訳から来ていると言われています。
しかし、日本における外来語と言えば、英語由来のものがほとんどですよね。
それにも関わらず、なぜドイツ語由来の「リュックサック」がここまで幅広く使われているのでしょうか。

 

きっかけはワンダーフォーゲル

日本でリュックサックという呼称が定着した背景には、「ワンダーフォーゲル(Wandervogel)」と呼ばれる運動が深く関係しています
ワンダーフォーゲルとは、19世紀後半にドイツのベルリンで若者を中心に始まった、登山などの野営活動のこと。
ワンダーフォーゲルを日本語に訳すと「渡り鳥」となります。
当時歌いながら野山を歩いていたことから、この名前が付けられたようです。
現在でも、登山やハイキングをするときには歌を歌うイメージがありますが、その原風景はここにあるのかもしれませんね。
その後、ドイツのワンダーフォーゲル運動は世界的な共感を生み、20世紀初頭に日本に流入してきました。
 

リュックサックはもともと登山用語だった

もともと日本では、自然の中に神が宿るとされていたので、修行のために山の登頂を目指すことはあっても、楽しみのために山登りをするという発想がありませんでした。
そんな中、当時の日本人にとって、ワンダーフォーゲルの概念がいかに新鮮なものであったか。想像に難くありませんね。
そのような背景があったため、レジャーとしての登山に使われる用具の一式は、ほとんどがドイツ語由来のもので占められています。
アイゼン、カラビナ、ザイル、シュラフ、ストック、ハーケン、ピッケル、
そしてリュックサック。
 
このように、日本におけるリュックサックという呼び方は、もともと登山用語でした。
それが時を経てファッションの世界に落とし込まれ、現在のようにシティーユースのものも含めてリュックサックと呼ぶようになりました。
ちなみに、”rucksack”をドイツ語本来の発音に近づけて書くと「ラックザック」となります。これを略した「ザック」という呼び名もありますが、途端に山登り感が強くなります。
ここにもやはり、ドイツからの登山文化の影響が垣間見えます。

 

バックパックとは?

バックパックは英語由来の言葉

バックパックはアルファベット表記すると”back pack”
“back”は「背中」で、”pack”は「袋」ですので、合わせて「背中袋」といった意味になります。
日本語に訳すと、リュックサックとほとんど同じですね。
とはいえ、リュックサックよりも意味が掴みやすいのは、これが英語由来の言葉だからです。

 

バックパックの産声はアメリカから

バックパックが生まれたのは、1950年代の南カリフォルニア。
熱狂的なアウトドアファンであったディック・ケルティ氏(現KELTY社の創始者)が、自らの理想とするカバンを試行錯誤し、その末に出来上がったものが現在の「バックパック」の原型だと言われています。
その後、バックパックはアメリカ全土に広がり、それを背負って各地を旅する「バックパッキング(back packing)」の文化が誕生しました。
これが流入することで、日本でもバックパックという呼び方が定着しました。
バックパックというとポケットがたくさん付いて容量の多い、大型のものがイメージされるかと思いますが、そのイメージの源泉もここにあります。
カバン1つで旅する人のことを「バックパッカー(back packer)」なんて呼ぶこともありますね。

デイパックとは?

デイパック=小型のバックパック

デイパックはアルファベット表記で”day pack”、直訳すると「1日袋」。
1日分程度の荷物が入るカバンといった意味ですね。
これもバックパックと同様に、英語由来の言葉です。
先述のように、バックパックはアウトドアを背景として生まれ、バックパッキングという形で旅行のお供として使われることが多くなりました。
そのため、長らく大型のものばかりが存在していたのですが、日帰りの旅行や、軽いハイキング、そして力の弱い女性でも背負えるといった、荷物量の少ない需要を踏まえて後に生まれたのが、バックパックを小型化した「デイパック」です。

学生に広まったデイパック

デイパックはその使い勝手の良さから、アメリカの学生たちが教科書を入れて持ち運ぶようになりました。その容量の少なさが、良い方向に影響したと言えるでしょう。
その後、他の世代にも波及し、現在のようなシティーユースの原型になりました。
日本に言葉が入ってきた際にもそのイメージが根強く、デイパックは今回ご紹介した中で最もカジュアルな響きを持つ呼び方と言えます。

デイバッグとデイバック

ちなみに、デイパックと似た表現に「デイバッグ」、「デイバック」というものがありますが、これらはデイパックの誤表記から生まれた表現です。
そのため、これら3つは全て同じものを指していると考えて差し支えありません。

 

リュック、バックパック、デイパックの違い

以上のように、日本にはドイツからリュックサックという呼び方が、アメリカからバックパック、デイパックという呼び方が流入し、それらが混在する形となりました。
本来はほとんど同じものを指すこれらの言葉も、流入してきた時のイメージを踏まえ、日本という土壌の中で独自の使い分けがされるようになりました。
まとめると、以下のようになります。
  • リュック⇒ドイツ語由来。用途を問わず幅広く使われる呼び方
  • バックパック⇒英語由来。大型のものが多く、主に旅行用に用いるものに使われる呼び方
  • デイパック⇒英語由来。小型のものを指し、カジュアルな日常使いのイメージが強い呼び方
イメージや用途によって外来語を使い分けるというのは、日本語、特にファッション用語にはよくあることですね。
ジーンズとデニム、ランニングシャツとタンクトップ、セカンドバッグとクラッチバッグなどなど。
リュック、バックパック、デイパックも、極論を言ってしまえば同じものを指す言葉です。
しかし、その背景にはイメージの違いがあり、それは文化の違いを表します。
どれが良い、どれが悪いということは無いので、その時々、表したいイメージによって使い分けてあげるのが良いでしょう。

どんなバッグを選べば良いのか?

とはいえ、実際に買うとなると、どの呼び方のものを選べば良いか迷ってしまいますよね。
幅広いシーンで使いたいのであれば、オススメはやはり「リュック(サック)」表記
「バックパック」は旅行用としてのイメージが強く、大型のものが多いです。
そのため、日常使いするとなるとオーバースペックになってしまいがちです。
「デイパック」の場合、サイズとしては日常使いにうってつけであるものの、カジュアルなイメージが強く、通勤などのビジネスシーンとなると使いづらくなってしまいます。
そのため、カジュアル・ビジネスの両刀使いをしたい場合には、「リュック(サック)」と表記されているものの中から選んであげるのが、最も失敗が少ない選び方だと言えます。

オススメのブランド「TSOG(ティーエスオージー)」

 

アメリカ発のモダントラベルバッグブランド、T・S・O・G(ティーエスオージー)
ティーエスオージーのカバンは、全てユニセックスかつ幅広いシーンで使えるようにデザインされています。
そのため、呼び方も限定的な「バックパック」、「デイパック」でなく、「リュック」を採用。
アウトドアユースでなく、カジュアル・ビジネス問わず街中での使いやすさを意図して、「シティリュック」と独自の呼称を採用しています。
内部には、PCやタブレットを収納するポケットも完備しており、現代のライフスタイルにマッチした作りになっています。

 

MUKO(ムコ)」はその中でも、特に人気の高いモデル
京都の街並みから着想を得たデザインは、一見シンプルながらも、細部まで考え抜かれた拘りが詰まっています。
新しく加わったネイビーは、カジュアルにもビジネスにも使い勝手の良い万能カラー
レザーと撥水キャンバスの素材感も相まって、高級感のある仕上がりになっています。
詳細はこちらからご覧いただけますので、是非ご確認ください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

リュックサック、バックパック、デイパックの違いはわかりにくく、混同して使ってしまっている人が多いのも事実です。
しかし、それぞれの違いを把握することができれば、よりニーズにあったカバンが選べるようになるはずです。

今回ご説明したことを参考に、是非ご自身に合ったカバンを探してみてくださいね。

筆者情報

◆日向秀仁

ファッションを中心に、幅広いジャンルを扱うWEBライター。
某有名セレクトショップでの販売員として勤務していた経験から、カバンをはじめとしたメンズファッショングッズに対する造詣が深い。

 

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